迷うならやめよ、と「ハゲタカ」で大空電機の会長も言っていた。
でも、迷いながら、それでも拭えない事柄については、事を起こしてもよい気がする。
などと思うのは、ただ、あまのじゃくな性分の言い訳かもしれないけれど。
迷っているうちに、機を逸してしまうことがあるかもしれないという、せっかちな性質のせいかもしれないけれど。
明日は来てしまうのだと、落胆しつつも、明日が来る保証はないと思うと、いつか目指す場所を見るか、今できるかもしれないことをするか、選択のせめぎあい。 勘を信じるしかない。根拠もなしに。