一〇七二円の価値もなく 朝に寝昼起き夜塞ぐ 東京の街に居ることの 要不要さえわからない だからといって別の地へと 逃げるあるいは遠ざかる その金さえも最早ない 生業は見つからず 需要は見つからず 必要とされぬ存在 有用と思われぬ存在 それでも 命の尽…
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