録画した映画、レオンを見た。
昔見た時は、二人の愛情というか、気持ちの触れ合いに、寂しくも美しいような、切ない感じがあって、好きな映画だと思った。
でも、今、また観てみると、マチルダの勝手さが、いささかながらに不快に感じる。
「昨日助けて今日捨てるなら、初めから助けなければよかったのに」、などという言い草が、身勝手で、相手の弱みに付け込むようなずるさを感じてしまう。
そして、置手紙を残して、単身敵相手に挑むことも、助けにくるとわかっているような、本能的計算のようなものを感じてしまう。