かに座の生まれと認識した時から、自分は癌で死ぬだろうと考えていた。
その病を得て、もう何年も経つが、一向にあの世へは行かれそうにない。
丹波哲郎言うところの、良い人ほど早く神様も会いたがるということなのだろうと思う。
今月は誕生日があった。
そのお悔やみならぬ、お祝いとしてなのだろうか、しばらくぶりの友だち二人に会えた。
十干十二支をひととおり済ませたので、これからは別の人生を少しの間、過ごしてみたいというような、甘ったれた希望も持った。
いずれにせよ、あと十年くらいは、おさらばできそうにない気がしてきたので、覚悟を決めて、生活の術を探さねば、と思う。
思うがしかし、やる気が起きぬ。
だって、誰からも必要とされてないもんね。
必要とされていなくても、生きているものは、生きている。しかたないじゃん。
残念でした♪